根管治療についてよくあるご質問

Q. 根管治療中や治療後に痛みは出ますか?

A

歯髄や歯を取り囲む神経は非常に過敏なため、治療は局所麻酔をして行います。治療中の痛みはありませんが、治療後1~2日間は痛みや違和感が出ることがあります。徐々に軽減していきますが術後は早めに鎮痛剤を服用してください。なお、薬にアレルギーのある方は事前にお知らせください。

Q. 治療終了後に気を付けることはありますか?

A

根管治療が終了したらなるべく早期に(できれば2週間以内に)土台と被せ物の治療を受けてください。放置すると感染して再治療が必要になります(再根管治療)。

Q. 根管治療の治療時間と期間はどれくらいですか?

A

歯の種類や状況によって異なりますが、1回の治療は1時間半~2時間で、2~3回の治療で終了します。

治療の流れ

例1)治療回数2回の場合
1日目 診査・レントゲン検査(必要に応じてCT撮影)カウンセリング
2日目 根管治療1回目・根管充填

例2)治療回数3回の場合
1日目 診査・レントゲン検査(必要に応じてCT撮影)カウンセリング
2日目 根管治療1回目
3日目 根管充填

Q. 費用はどれくらいかかりますか?

A

マイクロスコープ等を使用した精密根管治療に対する保険適応は現在のところありません。そのため当院では自費診療扱いになります。治療費は歯の種類や病状によって異なりますので、診査結果を受けてカウンセリング時にお伝えいたします。

保険治療の範囲内で行う根管治療では、治療時間や使用できる材料などに限界があり十分であるとは断言できません。結果として抜歯に至るケースも多く、抜歯後のインプラント治療やブリッジ治療にかかる費用は当院で行う自費の根管治療の倍以上です。何よりも自分の歯で咬むことがいちばん自然なことであり、皆さんの健康にとっても最適だと考えています。

患者様の声

TEAM東京との運命の出会い

平成24年6月頃から、私は食事のたびに噛むことに躊躇を感じ始めました。軟らかい食べ物のときにはそうでもなかったのですが、堅い食べ物を右側で噛んだときに不意に痛みが走り、違和感も続いてました。該当と思われる歯を鏡で見ると、何年も前に地元の歯科で根管治療に幾度となく通い続けて、銀歯をかぶせて治療を完了した箇所でした。表面に異常は見られず「気のせいか…」と思いながら、いつしか主に右側の奥歯だけで噛む習慣が普通になりました。
具体的には、ラーメンにトッピングされている海苔やあんパンの上のゴマやケシの実に恐怖を感じるようになりました。ミックスナッツではカシューナッツやマカデミアンナッツは噛めても、アーモンドは噛めないという具合でした。
一向に違和感が解消されないまま日が過ぎ、再び地元の歯科へ診断を受けに行ったところ、大変にショッキングな宣告を受けました。それは、「右下奥歯は既に手遅れで、骨が溶けてなくなり膿が溜まって空洞が広がってきている。抜歯するよりほかに方法はない」との診断結果でした。この1ヶ月前に、偶然にも「TEAM東京」GM(ゼネラルマネージャー)から、口腔ケアと健康の因果関係、確かな治療の重要性等についてご指導いただく機会がありました。そのことを想起し、駄目で元々と半ば諦めながら、セカンドオピニオンをいただくつもりで「TEAM 東京」の門をたたきました。その際初めての診断は幸運にも根管治療の専門医にしていただくことができました。「確かに病巣は確認できるが、根管治療を丁寧に行い、骨を誘導する充填剤を使えば、歯を生かせる可能性がある」との診断結果でした。抜歯せず、自分の歯を生かせる可能性があると聞いて、すがる思いでありながら、大きな迷いもなく治療を受ける決意が固まりました。治療に当たって最も安心だったことは、専門医から事前に口腔全体の状況や治療の方法・方針について十分に説明を受けることができたことでした。この安心により、不安なく治療を完了することができました。
治療後まもなく1年が経過しようとしています。根管治療の奇蹟と思われる奇蹟がいくつも思いあたります。治療を受けて良かったと感謝しています。
1.病巣のできていた部位が完璧な根管治療により1本残せたこと。
2.アーモンドなどの堅い食べ物が、恐怖感や違和感なく両方の歯で噛めること。
3.食事が楽しくなり、何でも美味しく感じること。
4.スポーツの際、噛みしめることができるようになり、力が強くなった。
5.通勤の際歩くスピードが速くなった。
6.偏頭痛と腰痛の頻度が減った気がする
埼玉県在住 男性 48歳(教員)

安心感がすべてでした

昨年末、下の奥歯が、少し固いものを噛むと歯の付け根に鈍い痛みを覚えるようになり、不安となり、以前からの掛りつけの歯医者さんへ伺ったところ、やはり昔治療した奥歯に炎症が見られるとのこと。
抜歯せずに歯を残し、新しくかぶせ物を作っても、再び痛みが出る可能性がとても大きく、最悪、抜歯もあり得るとも言われ、どうしてよいか不安が増すばかりでした。そんな時、知人から歯の根の専門歯科医が東京駅前におられると聞き、恐る恐るでしたが、最初はメールで問い合わせをし、いきさつを伝えました。すると、その日のうちに橋爪先生からメールの返信をいただき、すぐにいらっしゃいとの事で、予約をして後日にお伺いし、その場で精密な検査をお願いし、現状と今後の予測について詳しくご説明をいただきました。
その時「今なら抜かずに痛みを抑え、少なくても数年は安定した状態を保てる治療が可能」ですと、橋爪先生におっしゃっていただき、一気にパーッと気持ちが楽になりました。治療自体はよく分かりませんが、とてもとても丁寧で(普通の保険治療に比べてとても長い治療時間です)ある領域の専門家にきちんと治していただいている実感は、貴重な体験となりました。現在は引き続きかぶせ物の治療をしておりますが安心感は日に日に増すばかりです。すっかり痛みも消え去り、終わるのももうすぐで、楽しみにしております。
東京都在住 女性 50歳(主婦)

諦めかけていた長年の悩みを解決して頂きました

過去の歯の根管治療によるトラブルにお悩みの方には、特に自信をもっておすすめします。
私は幼少期から歯が悪く、これまでに虫歯と根の治療をたくさんしてきました。しかし一度ひどくしてしまった歯がもとに戻るはずもなく、治療の度に次なる問題を生むという悪循環でした。
その後二十代後半から鼻の慢性疾患にかかり、日常的に偏頭痛や奥歯の不快感に悩まされ続けてきました。おそらく弱くなった歯の根と鼻の疾患が互いに悪さをしていたのでしょう。
昨年のある日、硬い肉を噛んだときに奥歯に今までにない痛みを覚え、すぐにかかりつけの歯科医に相談にいったところ、「その歯(大昔に根管治療をして被せてあった)の再治療をするにはリスクがあまりにも高く、歯にひびがはいるか割れるかする可能性が高いため、治療はすすめない。痛みや不快症状が耐えがたくなった時には抜歯しかないだろう。」という診断を受けました。しかも私の上顎の歯茎は長さが足らず、抜歯後はインプラントをするにも難しく、おそらく部分入れ歯になるだろうという診断でした。実はこの歯の不快症状で以前にも別の歯科医数人に相談したことがあり、同様の診断を受けていたのです。大げさかもしれませんが救いようのない状態に、最終宣告を受けて全ての歯科医に見放されてしまったかのような悲しみで絶望的な気持ちになってしまいました。
そんなときに藁にもすがる思いでネットを検索し、偶然TEAM TOKYOのホームページを発見したのです。そこには根管治療専門医の橋爪先生の「橋爪エンドドンティクスデンタルオフィス」のページがあり、吸い込まれるように内容を一気に読み進めたところ、橋爪先生なら何か良い手だてを提案して頂けるのではないかと直感的に感じたため、相談へいってみようという気になりました。問い合わせのメールを出すとすぐに先生からのお返事が直接あり、まずは精密検査をということで事前予約を取って下さいました。
一方で、これまであまりにも多くの歯科医院にかかり、歯のトラブルから解放されることのない人生であったため、実は歯医者さんに対して不信感があり、今回もまただめかもしれないという不安も同時に抱えていたのも事実です。
期待と不安を抱えてクリニックを訪れたその日の精密検査直後に可能性の高い原因を突き止めて下さり、治療プランをご提案頂きました。不快症状から一刻も早く解放されたかった私はすぐに承諾し、先生にお任せすることにしました。治療はプラン通りに進み、数回の通院で完了しました。
クリニックは静かな落ち着いた空間で、完全個室制のため周囲は気にならず、治療中はリラックスした雰囲気のなか、先生と助手の方が常に患者の私のことを気遣いながら、負担を最小限にしながら効率的に治療を進めてくださいました。あるときはあまりに心地よく、治療中にウトウトとしてしまったほどです。
その後、何年も悩まされた問題のあった例の歯(根っこ)は嘘のようにすっきりとし、以前のような違和感や不快感を感じることが皆無と言っていいほどなくなりました。橋爪先生のような歯の根管治療の専門医が日本にも世界にももっと存在していたら私のような悩みを抱えた人がもっと救われるのに・・と心から思います。
他の歯科医が投げ出すようなやっかいな治療にもかかわらず、確かな技術とご経験で長年の悩みを解決して下さった橋爪先生には感謝しきれないくらいです。本当に有難うございました。
海外在住(中東) 46歳 女性